アンダムーカ・マトリックスオパールの　ダブレット・ルースストーンです。アンダムーカは、オーストラリ南部にあり、最高品質のオパールを産出した有名な鉱山ですが、現在は枯渇状態で最も入手困難な産地です。全盛期には地球が作り出した傑作芸術とも言われる美しいオパールがたくさん採掘されました。アンダムーカダブレットとは、アンダムーカ・マトリックスオパールを平らにカットして、裏面にボルダーオパールの母岩である鉄鉱石を貼り合わせたものです。マトリックスとは、本来は「子宮」を意味するラテン語。母体、土台、そこから何かを生み出すものを意味します。母岩の奥から湧き上がるような遊色を見せてくれるため、“マトリックス” オパールとも呼ばれます。ボルダーオパールと違い、砂岩などの“スカスカ” の母岩に散りばめられたアンダムーカ産マトリックスオパールは、この生成状態のため、強度が足りないことも多いようです。補強のために裏面に鉄鉱石などを張り合わされたものが、アンダムーカダブレットです。＊表面部分は、自然のままのアンダムーカ産マトリックスオパールです。